「SublimeText」から「VSCode」に乗り換えを決めた「13」の理由

VisualStudioCode

まず、はじめに約8年間「SublimeText 無料版」を利用させていただきました。ありがとう。
と言いたい。本音で語る!ワタシはテキストエディタのツールとしては浮気することなく「SublimeText」一筋でした。※同僚の影響で一旦「Atom(アトム)」に心移りしそうになったこともあるが。。。
あえて、もう一度言わせてくれ!ワタシは約8年間「SublimeText」一筋でした。本当に感謝しています。長い間、大変お世話になりましたっぁあ!!
別にあなたのことを嫌いになったわけではなく、ただ、あなたを超えてしまう「VSCode」ヴィエスコードに出会ってしまっただけのことです。
その正式名称は「Visual Studio Code」ヴィジュアル スタジオ コード。
実はというと、1年くらい前からワタシ自身のPCに「VSCode」をインストールは済んでいて、主にデバッグする際の、確認用で少しだけチョコチョコっと使っていた、という程度である。というのもテキストエディタは「SublimeText」で十分だったので、インストールはしているけど、実質はほとんど使っていないという状態であった。これを浮気と言われたらワタシは何も言えませんが、、、これは浮気ではないですよねっ!ねっ
そして、ついに!その時はきてしまった。
ひょんなことから、コマンドラインを「VSCode」で使えるという記事をたまたま読んで、実際にやってみたら 「あら、いやだっ!まあ、なんて素晴らしいのでしょうっ」
テキストエディタとコマンドラインが一体化してるふぅーー!と、ときめいたのです!(恋の始まりというやつ。。。)
ワタシの作業環境では macのターミナルを立ち上げて作業をすることが多いので ここで、超便利じゃん!と心を奪われてしまったのです。(多分探せばテキストエディタとコマンドラインが一体化してるツールはあると思う)これをきっかけに「VSCode」に興味をもち、操作方法をネットで調べていった結果、意外に情報が多いということがわかり、「VSCode」にスムーズに乗り換えることができたのです。
というわけで、前置きが長くなり恐縮ですが、、、ワタシがなぜ?「SublimeText」から「VSCode」に乗り換えたのかという理由を本音で解説したいと思います。 ああ!誤解しないで!
もう一度言っておく。あなた(SublimeText)を嫌いになったわけではなくて、ただ、あなたを超える「VSCode」というテキストエディタに恋をしてしまっただけ。。。もしかしたら、一時的な恋なのかもしれない、また、あなたに戻る可能性はあります。ただ、今は自分が信じた道を進ませて欲しい。きっと、あなた(SublimeText)なら、わかってくれるよね。。。
ちなみに「VSCode」はMicrosoft(マイクロソフト)が開発しており「SublimeText」と同様に無料で使えます。

1. 初期設定をすることがほとんどない

VSCodeの方が優れている

ずっと同じツールを使い続けていると「乗り換えが時が超めんどくさいな〜」と思う人が多いと思います。しかしながら「VSCode」を使ってみると初期設定がほとんどないことに気がつきます。

その昔SublimeTextの初期設定する際は、なんか色々面倒な設定をした記憶が残っていましが、VSCodeの方の初期設定はほとんどすることがないです。強いて言えば日本語化する拡張機能をインストールすればスムーズに使い始めることができます。拡張機能をインストールと言っても、検索で探して、ぽちぽちクリックを押していけばインストールが完了するので、超簡単ですよ。

2. 動作が軽くて速いのでサクサク動く

SublimeTextと同等レベル

ここは、重要なポイントでしょう。作業をサクサク進めるためには動きが速くなければ、ストレスになる。

VSCodeはWebの技術(JavaScriptなど)をベースとしているので「軽い」さらに「高機能」そして「無料」。これはSublimeTextと同等レベルである。

3. 作業の邪魔をするポップアップがでない

圧倒的にVSCodeの方が優れている

これは、無料版を利用している人はお分かりいただけると思うが、ワタシにとって唯一の苦痛である「最新版の更新を促すポップアップ」と「有料を促すポップアップ」が出ること。

これがストレス ↓

これもストレス ↓

黙々と作業をしているときの、このポップアップが出た瞬間、何回イラッとしたことか。。。これは正直、致命的な仕様だったでしょう。なぜなら、これまでは頻繁に出現する「ポップアップ」に我慢していたけど、ポップアップがでない「軽くて」「高機能で」「無料版」のテキストエディタ「VSCode」が登場してしまったのだから。

4. SublimeTextと同じような見た目で使える

SublimeTextと同等レベル

長い間SublimeTextを使っていたので、デフォルトの配色に慣れてしまった。でも心配無用!SublimeTextと同じような見た目で使えるんです。そして設定も超簡単なんです。
Code ⇒ 基本設定 ⇒ 配色テーマ ⇒ Monokai をクリックするだけ。やっぱりこの配色が最高です!完璧ではないですが 90% SublimeTextそっくりです!

5. command + shift + D

SublimeTextと同等レベル

command + shift + Dは選択した行をコピーしてペーストを1発でこなす、超絶便利でよく使う機能です。

SublimeTextでも同じ操作ができます。サンプルの例はcommand + shift + Dを6回押しています。

6. 矩形(くけい)選択ができる

SublimeTextと同等レベル

この言葉の表現はなかなか説明が難しいので動きを見てもらったほうが理解がはやいでしょう。要するに「長方形の形」でのテキストを選択できる機能ということです。ワタシの場合は矩形(くけい)選択機能を重要視していて、SublimeTextが「矩形(くけい)選択」ができるから利用していた。と言っても過言ではないです。矩形(くけい)選択と言えば、たしかTerapad(テラパッド)や秀丸(ひでまる)やサクラエディタという名のテキストエディタが「矩形(くけい)選択」が使用できたので使っていた記憶がある。

この、矩形(くけい)選択の操作方法は若干、各エディタごとに異なるが VSCodeのサンプルの例では、shift + option + 下方向へドラッグしながら右方向へドラッグしている。※慣れるまで少し難しいかもしれませんが、ぜひ練習してみてください。

7. ターミナル(コマンドライン)との連動

圧倒的にVSCodeの方が優れている

ターミナル(コマンドライン)との連動は非常にありがたい。ワタシは常にコーディングと同時にターミナルを動かしたり、コードの圧縮などでターミナルを使うので超便利である。

また、VSCodeを開いた状態で command + shift + C を押すと新規で個別ターミナルが開く。ターミナルが開くとパスはワークスペースのパスになっているので、これはこれで割と使いやすいですね。

8. ワークスペース機能が使いやすい

VSCodeの方が優れている

SublimeTextでは、複数のプロジェクトを同時に切り替えて同時に使うことができたけど、なんかいまいち。。。という印象。
VSCodeで管理する場合は「xxxxx.code-workspace」という拡張子です。ワタシの場合はこんな感じでサイトごとに分けて管理してます。VSC_を最初につけることでワークスペースのファイルかどうかを、すぐにわかるようにしてます。
これ ↓

というのも、ワークスペース毎にターミナル(コマンドライン)を連動できることが、非常に使いやすいのです!この感覚を伝えるのが難しいのですが、ワタシの場合「1つのプロジェクト毎に1つ以上のターミナルを使う」ので、この条件が満たされていることが非常に良いということです。

9. ファイルの複製が簡単にできる

VSCodeの方が優れている

ファイルの複製という地味な機能だけど、SublimeTextにはデフォルトでは、ツール上でファイルを複製する機能がない。ワタシが知らないだけかもしれないが、やり方がわからないので、SublimeTextの拡張機能をインストールしてファイルの複製をしていた。これに比べてVSCodeの方はデフォルトでファイルの複製機能が付いている。やりかたは簡単で、複製したいファイルの上にカーソルを置いて command + C でコピーして、 command + V で貼り付ける。間違えた場合は command + Z で取り消すことができる。

さらに、拡張機能の「Duplicate action」をインストールすることで、ファイルをコピーして同時にファイル名を任意でつけることが可能になる。この拡張機能は、なくても良いがあったら便利である。

拡張機能で Duplicate action を検索してインストールボタンをポチッと押すだけ ↓

Duplicate action インストール後のコピーのやり方 ↓

10. LiveServer機能がとても良い感じ(拡張機能)

VSCodeの方が優れている

主に、ローカル開発をしているときにローカルサーバ構築の知識がなくても、ワンクリックでwebページの表示確認ができる優れもの。

LiveServerをインストールすれば、コードを保存して、ブラウザをリーローして、確認して、またコードを保存して、ブラウザをリーローして、、、という作業の繰り返し地獄から解放してくれます。SublimeTextにもこの類のプラグインがあったと思うが、インストールから、実行まで超簡単にできます!

Go Liveボタンを押すだけでローカルサーバが起動して、該当のファイルを保存するたびに、webページがブラウザで更新されます。この拡張機能は使わないと損です。

11. デバッグ機能が簡単なんです!(拡張機能)

圧倒的にVSCodeの方が優れている

VSCodeでは、さまざまな言語のプログラムをデバッグできます。
これがめちゃくちゃ便利です!とにかく色々なデバッガー拡張機能があるので、自分自身が扱っている言語に合わせて拡張機能をインストールします。ワタシの場合はひとまず「PHP Debug」で十分です!(使いこなせていないので勉強中)とにかく、すごーいたくさんの言語に対応しているので、是非探してみてください。

WordPressのデバックもできた(wordpressコアのファイルに行ったり来たりするので、よくわかなかった)ので、ある程度、勉強してまとめることができたら記事公開します。

12. sftp転送機能が超便利(拡張機能)

これだけはSublimeTextの方が優位

お待たせしました!これです。ワタシの場合この機能を使えることを確認したときに「SublimeText」から「VSCode」に乗り換えを決意しました。まず、設定が超簡単だった!「sftp.json」にサーバの情報を記述するだけでリモートサーバと通信できます。SublimeTextも同じことができるのだが、VSCodeでもできるとなると、総合ポイントでVSCodeに軍配が上がる。

しかしながら、SublimeTextでは可能であった「リモートサーバのディレクトリを見る」ことがVSCodeでは、できないです。。。唯一残念なマイナスポイントです。これって超便利なんです!「リモートサーバのディレクトリを見る」機能をどうにかバージョンアップして欲しい限りです。

13. Gitとの連携はあたりまえ

SublimeTextと同等レベル

VSCodeからGit(バージョン管理システム)を使うことができる。まあ、これはSublimeTextでも同様なことができますね。

GitHub(ギットハブ)を新規で登録する手順はこちら「GitHubの新規アカウント登録方法とアカウント削除する方法」の記事にまとめています。
ちなみにワタシの場合はGitHub Desktopというツールを使いVSCodeと連携しています。

まとめ

というわけで、「SublimeText」から「VSCode」に乗り換えを決めた「13」の理由をまとめてみましたが、いかがでしょうか。紹介できていないVSCodeの便利な機能はまだまだありますが、また機会があれば記事を書きたいと思います!しかしながら、SublimeTextのsftp転送機能だけは、たまーに利用していますよ(これは超便利なので)。あと、もしかしたら最近は「作業の邪魔をするポップアップ」の表示がでなくなったかも??仕様が変更された??まあ、ワタシはVSCodeに乗り換えをしてしまったので、時すでに遅しですが。。。あえて今すぐに、SublimeTextをアンインストールはしませんが、新しいmacに買い替えをした時は本当に「さよなら」をすることでしょう。なぜなら新しいmacにSublimeTextをインストールすることはないから。。。
いままで、ありがとうSublimeText。ワタシはあなた(SublimeText)を忘れません。

  • 初期設定 → VSCodeの方が優れている
  • 動作が軽くて速い → SublimeTextと同等レベル
  • 作業の邪魔をするポップアップ → 圧倒的にVSCodeの方が優れている
  • SublimeTextのように使う → SublimeTextと同等レベル
  • command + shift + D → SublimeTextと同等レベル
  • 矩形(くけい)選択 → SublimeTextと同等レベル
  • ターミナル(コマンドライン)との連動 → 圧倒的にVSCodeの方が優れている
  • ワークスペース機能が使いやすさ → VSCodeの方が優れている
  • ファイルの複製機能 → VSCodeの方が優れている
  • LiveServer機能 → VSCodeの方が優れている
  • デバッグ機能 → 圧倒的にVSCodeの方が優れている
  • sftp転送機能 → これだけはSublimeTextの方が優位
  • Gitとの連携 → SublimeTextと同等レベル