GitHub
Gitってなに??と、思った方、よく分からなくても大丈夫です!最初はみんな初心者です!ワタシ自身も、初めてGit(ギット)を知ってから3年ほど経ちますが、いまだに深い知識はありません!が、一応Gitを使えるようになりました。高度なテクニックはありませんが、不自由しないくらいに使えるようになりました。大事なのは、とにかくやってみる!の精神で良いと思います。ひとまずはアカウントを作り、失敗しながら学ぶことが大事だと思います。
GitHubの新規アカウントを作る
その前にざっくりと、GitHub (ギットハブ) とは?
バージョン管理システムの仕組みをGit (ギット)と言います。そのGitの仕組みを利用してGitHub (ギットハブ)が管理するwebサイト上にプログラムのソースコードなどを保存をすることができます。もちろん画像も保存できます。
GitHub (ギットハブ)に保存されたソースコードや画像などは誰でも閲覧が可能で、世界中の人たちと共有できるようになります。要するにプログラムなどのソースコードを書く開発者向けのサービスのことをGitHub (ギットハブ)と言います。個人でも企業でも、アカウントがあれば誰でも無料で利用できます。ちなみに有料プランではデータ転送量や公開する容量などを気にせずに無制限で利用できます。
まあ個人で使う分であれば無料プランで十分なので、さっそくアカウントを新規で作り無料でGitHubを始めてみましょう。
まずは、GitHubの公式サイトにアクセスしてアカウントを作りましょう。
この画像は 2023年1月28日時点のGitHub公式サイトのトップページです。
なんか宇宙空間を全面的に出したデザインですね。アイコンやロゴに使われている「タコ猫星人」※筆者が勝手につけた名前のキャラクターはOctocat(オクトキャット)と言うらしいです。ふむふむ宇宙人をイメージした壮大なコンセプトなんですかね?
それでは、新規アカウントを作成するので手順の通り進めましょう。
- ① の sign up をクリックしましょう。
必要な情報を入力していきましょう。
- ② 有効なメールアドレス(後で8桁の数字がこのメールアドレスに送られてきます)
- ③ 任意のパスワード(ログイン時に必要なので忘れないようにしてください)
- ④ 登録したいユーザー名(後で変更できますが、一度決めたら変更しないことを推奨します)
④ の登録するユーザー名を「yamada55」にしたかったのですが登録ができなかったので「yamada5555」としました。
続いて、なんか英語で書かれているので日本語訳にしてみました。
【英語】
Would you like to receive product updates and announcements via email?
Type "y" for yes or "n" for no
【日本語訳】
製品の最新情報やお知らせをメールで受け取りますか?
はいの場合は「y」、いいえの場合は「n」と入力します
もし最新情報やお知らせをメールが欲しい場合は「y」を入力してください。
- ⑤ 今回は特にお知らせのメールはいらないので「n」を入力して Continue を押す。
続いて、Verify your account (アカウントの確認をする)
これは「この操作はbotなのか、人間なのか」を判別している仕組みでCAPTCHA(キャプチャ)と言われている一種です。Google提供の「私はロボットではありません」でおなじみのreCAPTCHA(リキャプチャ)のようなものです。今回のタイプは初めて見ましたが、これもGoogleのサービスかどうかはわかりません。
同一の物体が2つ表示されている画面をクリックする。
- ⑥ この確認作業を2回する。
アカウントの確認ができました。
- ⑦ Create account を押す。
すると先ほど ② で登録したメールに
、下記のメッセージが届いています。
そこに記述している8桁の数字をコピーしてください。
----- メールに届いた内容 -----
【英語】
Here's your GitHub launch code, @yamada5555!
Continue signing up for GitHub by entering the code below:
4******2 ← この8桁
You can enter it by visiting the link below:
【日本語訳】
これがあなたの GitHub 起動コードです @yamada5555!
以下のコードを入力して、GitHub へのサインアップを続行します
以下のリンクにアクセスして入力できます
- ⑧ コピーした8桁の数字を貼り付ける。
8桁の入力した数字が一致すると「Welcome to GitHub」のページに切り替わります。
右のボックスにあるパーソナライゼーションの項目は任意で登録するので、スキップして問題ないです。パーソナライゼーション(personalization)とは、企業側がユーザーの属性などのデータを取得してそのユーザーにあわせたサービスや商品を提案していく手法のことです。
パーソナライゼーションは任意なのでスキップして問題ありません。
- ⑨ Skip personalization を押す。
Skip personalization を押すと下記の宇宙空間をワープするようなアニメーションが始まります。
おっなんかカッコいい! 光がグワ〜と出てくるガチャの演出みたい。
Initializing your dashboard…(ダッシュボードを初期化しています…)
これで、新規アカウントの登録が完了しました!
今回、GitHubで新規アカウント登録した結果、自分用ページのURLは https://github.com/yamada5555 となりました。※このページは削除済みなので見れません。
④ で作ったユーザー名がURLとなるのですね。
念のため、新規で作ったアカウント名を確認してみましょう。
右上のアイコンをクリックします。
クリックすると右上に出ている Signed in as yamada5555 の下部分の「yamada5555」 がユーザー名です。
これでGitHubで新規アカウント登録したユーザー名「yamada5555」を確認できました。
これで、新規登録は完了です。お疲れさまでした。アカウントの新規作成は10分程度でつくれました。
GitHubユーザー名を変更してみる
ユーザー名は簡単に変更できるけど少し注意が必要
新規で作ったけど、なんか気に入らないのでやっぱりユーザー名を変更したい!ということもあると思います。ユーザー名自体は簡単に変更できますが少し注意が必要です。ユーザー変更するまでの流れをまとめました。
これは、ユーザー名を表示しているページです。
右上のアイコンをクリックして、下の方にある Settings を見つけてください。
- ① の Settingsをクリックする。
ユーザー設定ページに遷移します。
- ② の Accountをクリックする。
なんか少し深刻な感じになりました、そして英語がでてきたので翻訳してみます。
Really change your username?
本当にユーザー名を変更しますか?
Unexpected bad things will happen if you don’t read this!
これを読まないと思わぬ悪いことが起こるぞ!
• We will not set up redirects for your old profile page.
• 古いプロフィール ページのリダイレクトは設定されません。
• We will not set up redirects for Pages sites.
• Pages サイトのリダイレクトは設定しません。
• We will create redirects for your repositories (web and git access).
• リポジトリのリダイレクトを作成します (Web および git アクセス)。
• Renaming may take a few minutes to complete.
• 名前の変更が完了するまでに数分かかる場合があります。
I understand, let's change my username.
了解しました。ユーザー名を変更しましょう。
なるほど、確かにコレを読まなくては思わぬ悪いことが起きそうですね。。。
つまり、ユーザー名は変更できるけど、もし、ユーザー名を変更したら、すでに作成しているPagesサイト(無料で作れるwebページ)へのリダイレクト設定はしないけど、リポジトリ(ソースコードが保存されているページ)へのリダイレクトは設定してくれる。ということですね。
リダイレクトとは、webページのURLを変更した場合に、変更前の古いURLにアクセスした時に自動的に新しく変更したURLに転送することです。
リポジトリのリダイレクトは設定してくれるんですね。というわけなので、もしもユーザー名を変更する際はよく考えた上で実行したほうが良さそうですね。しかし今回は特に困ることもないし、データもないので変更しちゃいます。
それでは、ユーザー名の変更を実行します!
- ③ の I understand, let’s change my username をクリック。
新いユーザー名を入力します。
新しいユーザー名は「newyamada」にしました。
- ④ の Change my username をクリック。
おうふ。
明らかに、なにか変ですね。。。オコなお馬さん!?
筆者のネットワーク環境のせいでエラーがでたのでしょうか?
このビジュアルはユニコーン?でしょうか?なんか怒ってますよネ。。。原因はよくわかりませんが、こんな時は必殺リロードをしてみます。
- command + R でリロード(windowsの場合は F5)
リロードでうまくいったようです。
Your account has been renamed (アカウントの名前が変更されました)
- ⑤ の View newyamada settings をクリック。
無事「yamada5555」から「newyamada」に変更できたようです。
このように、ユーザー名を変更するのは簡単にできました。しかしながら一度決めたユーザー名を途中で変更することは、あまりお勧めできません。
なぜなら、リダイレクトなどで不都合が出てしまう可能性があるので「よっぽどの理由がない限りユーザー名を変更しないほうが良い」と思いました。これは個人的な意見なので「時と場合」によりご本人がその時に決めれば良いでしょう。結論としては新規ユーザー名を決める時は最初から「変更はしない」前提で決めるのがよろしいかと思います。
GitHubのアカウントを削除する
アカウントを削除する時の注意点
アカウントを削除した場合は、これまで GitHub上で作業してきたデータ管理が一切できなくなります。もう「このアカウントでGitHubは使わない!」と、心に決めた場合以外では削除しない方が無難です。「いつか使うかもしれない」という気持ちが少しでもあるのなら念の為アカウントは削除せず残しておいた方が良いと思います。無料プランでしたら、ほうっておいても問題ないと思います。
会社に所属していて、退社するときにはGitHubのアカウントは削除した方が良いと思いますが、もしかしたら業務の引継ぎで「ユーザー名」だけを変更して、アカウントを使い回す場合もあるかもしれませんので、念のため削除しても良いのかどうかは確認はしておきましょう。
それでは、アカウントを削除する手順です。
まず、先ほどの「アカウントを変更」した時と同様に進めましょう。
右上のアイコンをクリックして、下の方にある Settings を見つけてください。
- ① の Settingsをクリックする。
ユーザー設定ページに遷移しました。
- ② の Accountをクリックする。
② をクリックした後、下にスクロールすると Delete account があります。
- ③ Delete your account が削除するボタンです。
Once you delete your account, there is no going back. Please be certain.
アカウントを削除すると、元に戻すことはできません。確認してください。
「アカウントを削除すると、元に戻すことはできない」ということを理解して確認しました!
- ④ の Delete your account をクリック。
さらに、英語で注意書きが表示されたので翻訳します。
Are you sure you want to do this?
これを実行してもよろしいですか?
This is extremely important.
これは非常に重要です。
We will immediately delete all of your repositories,
along with all of your forks,wikis, issues, pull requests,
and GitHub Pages sites.
すべてのリポジトリと、すべてのフォーク、Wiki、Issue、
プル リクエスト、および GitHub ページ サイトを直ちに削除します。
You will no longer be billed, and after 90 days
your username will be available to anyone on GitHub.
請求は行われず、90 日後には、GitHub のすべてのユーザーが
ユーザー名を使用できるようになります。
For more help, read our article "Deleting your user account".
詳細については、記事「ユーザー アカウントの削除」をお読みください。
重要なので翻訳をします。
ここから入力していきます。
Your username or email
ユーザー名または電子メール
To verify, type delete my accoun below:
確認するには、以下に [アカウントを削除] と入力します。
Cancel plan and delete this account
プランをキャンセルしてこのアカウントを削除する
- ⑤ 登録してあるユーザー名または電子メールを入力する
- ⑥ delete my account を入力する
- ⑦ アカウント削除を実行する
アカウント削除が実行されたら、トップページに遷移します。
アカウントは削除されたので、ログインしようとしても、もう二度とログインできません。
ちなみに、GitHubで新規アカウント登録したときの、自分用ページのURL https://github.com/yamada5555 にアクセスすると、こんな感じです。
これで、GitHubアカウントの削除が完了しました!お疲れさまでした。
まとめ
- アイコンやロゴに使われている「タコ猫星人」はOctocat(オクトキャット)という名前らしい。
- GitHubの新規アカウントを作ること自体は簡単で10分程度でつくれる。
- 一度決めたユーザーアカウント名はできるだけ変更しないほうが良い。
- ユーザーアカウント名を変更する際はデメリットも考えましょう。
- GitHubアカウント自体の削除は簡単にできるが、ほうっておいても特に問題なし。
- GitHubアカウントを削除したら、データ管理が一切できなくなる。
- Octocat(オクトキャット)は意外にカワイイ顔をしている。